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無線で広がる世界アマチュア無線ってなんだろう?

アマチュア無線 とは 無線通信 の一つ

私たちの身の周りでは「無線」を使った様々な「通信」が行われていて、実は皆さんも普段から「無線通信」を行っているのです。
例えば、携帯電話やスマートフォンといった電話機器をはじめ、「Bluetooth」や「Wi-Fi」もそうですね。

  • スマートフォン
  • Bluetooth
  • Wi-Fi
  • など

「無線通信」とは「電波」を利用した通信手段のことであり、アマチュア無線もそのうちの一つになります。

アマチュア無線とは公共の財産である「電波」を利用する「無線通信」であり、
日本のみならず、広く世界中で楽しまれている趣味の一つです。

アマチュア業務

アマチュア無線の通信(アマチュア業務)を行うアマチュア無線技士(アマチュア無線家)のことを一般的に「ハム」と呼びます。

無線の規定は、「国際電気通信連合憲章」や 「電波法施行規則」にも記載がありますが…

簡単に言うと、「アマチュア業務とは、営利・商用目的ではなく、あくまで個人的な興味のもとに行われる無線通信及び技術的研究」のことです。

例えばトラックやタクシー、または飛行機などの業務上の連絡手段としては使うことは許されず、あくまで個人が私的な利用として楽しむための「無線通信」ということです。
そのため日本においては、運用する為の国家資格【無線従事者免許証】と、電波法に基づき免許【無線局免許状】を受けた無線設備(無線機・アンテナ等)が必要となるわけです。

アマチュア無線 を楽しむには 免許(資格)が必要! 

「アマチュア無線」は、陸上・空中・海上・はたまた宇宙空間とあらゆる場所において運用することができ、使用できる電波の「周波数」も一部の限られたものではなく 周波数「帯域」として広く利用が認められています。
また、送信設備やアンテナなどを自由に選択して使用することができ、あらゆる無線従事者資格の中でも、最も自由度の高いものとなっています。
そのため、「アマチュア業務」に従事する者には、「無線従事者免許証(従免)」の所有が必要となります。

日本においては、四つの資格があり、各資格の免許を取得する方法は下記のとおりです。

アマチュア無線技士の資格 取得する方法
第一級アマチュア無線技士
  1. 公益財団法人日本無線協会の実施する「国家試験」を受験して合格する
第二級アマチュア無線技士
  1. 公益財団法人日本無線協会の実施する「国家試験」を受験して合格する
  2. 「養成課程」と呼ばれる国の認定を受けた講義を受講して「修了試験」に合格する(国家試験免除)
第三級アマチュア無線技士
  1. 公益財団法人日本無線協会の実施する「国家試験」を受験して合格する
  2. 「養成課程」と呼ばれる国の認定を受けた講義を受講して「修了試験」に合格する(国家試験免除)
第四級アマチュア無線技士
  1. 公益財団法人日本無線協会の実施する「国家試験」を受験して合格する
  2. 「養成課程」と呼ばれる国の認定を受けた講義を受講して「修了試験」に合格する(国家試験免除)

国家試験は全ての資格で公益財団法人「日本無線協会」により実施されており、第一級及び第二級アマチュア無線技士の試験は、全国の指定都市で4月・8月・12月の年3回実施されています。

第三級及び第四級アマチュア無線技士の試験は、全国300ケ所以上のテストセンターで紙の代わりにコンピューターを利用(CBT方式)し、年間を通して実施されています。

第四級アマチュア無線技士の資格取得方法

「国家試験での受験・取得」と「当社が開催する【養成課程】での取得」の違い

国家試験 養成課程講習会 養成課程e-ラーニング
学習方法 自分自身で勉強する

講習会にて講師による授業

・無線工学:4時間
・法規  :6時間
講義は2日間にわたる(当社基準)

PCやタブレット、スマートフォン
端末で講義動画を視聴

・無線工学:4時間
・法規  :6時間
自分のペースで進めることができる
免許取得までに
かかる費用
・受験料:5,397円
・免許申請手数料:1,750円
・参考書・問題集代
・その他写真代など
・受講料:25,950円
免許申請手数料、教科書代全て込み
・その他写真代など
・受講料:21,550円
免許申請手数料、教科書代全て込み
・その他写真代など
試験問題数 24問
(無線工学:12問/法規:12問)
20問
(無線工学:10問/法規:10問)
20問
(無線工学:10問/法規:10問)
合格ライン 各科目ともに67%以上の正答率
(12問中8問以上の正答)
各科目ともに60%以上の正答率
(10問中6問以上の正答)
各科目ともに60%以上の正答率
(10問中6問以上の正答)
合格率
総務省発表(令和3年度)
80.4%(受験者数:2,384人) 98.2%(受験者数:8,072人)

アマチュア無線の免許の種類 

「アマチュア無線の従免」には入門クラスの「第四級アマチュア無線技士」から最上級クラスの「第一級アマチュア無線技士」まであります。
各資格によって、その操作範囲も変わります。各資格ごとの操作範囲は下表のとおりです。

資格 操作範囲
第一級アマチュア無線技士 アマチュア無線局の無線設備の操作
第二級アマチュア無線技士 アマチュア無線局の空中線電力200W以下の無線設備の操作
第三級アマチュア無線技士 アマチュア無線局の空中線電力50W以下の無線設備で18メガヘルツ以上 または8メガヘルツ以下の周波数の電波を使用するものの操作
第四級アマチュア無線技士 アマチュア無線局の無線設備で次に掲げるものの操作(モールス符号による通信を除く)
  1. 空中線電力10W以下の無線設備で21メガヘルツから30メガヘルツまで
    または8メガヘルツ以下の周波数の電波を使用するもの
  2. 空中線電力20W以下の無線設備で30メガヘルツを超える周波数の電波を使用するもの

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03-6825-4949(平日 9:30 ~16:45)